「美容の力で、高齢者を笑顔にしたい」 「今の介護・看護の仕事に、もっと彩りを加えたい」
高齢化が進む日本において、今、「介護美容」という新しい働き方が注目を集めています。
そのパイオニアとして知られるのが日本初の専門スクール「介護美容研究所」です。
しかし、新しい分野だけに、ネットで検索すると「学費が高い」「本当に仕事になるの?」「怪しいのでは?」といった不安なキーワードを目にすることもあり、一歩踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に介護美容研究所に通った卒業生のリアルな口コミ・評判を徹底解明します。
看護師、介護士、美容師、そして専業主婦から挑戦した方々の「本音」を分析し、未経験からプロを目指せる理由と、入学前に知っておくべき注意点を包み隠さずお伝えします。
そもそも「介護美容」とは?なぜ今注目されているのか
まずは、「介護美容」が単なる「おしゃれ」ではなく、なぜ高齢者ケアにおいて重要視されているのか、その定義と効果を解説します。
介護美容の定義:「整容」を超えた心のケア
介護現場で一般的に行われる「整容(身だしなみ)」は、保清(体を清潔に保つこと)が主な目的です。
一方、「介護美容」は、メイク、ネイル、タッチケアなどの美容技術を通じて「心」を動かし、高齢者のQOL(生活の質)を向上させるケア手法です。
「もう歳だから…」と諦めていた方が、口紅を一本引くだけで表情がパッと明るくなり、「誰かに見せたい」「外に出かけたい」という意欲が湧いてくることがあります。
科学的根拠:メイクやケアがもたらす効果
「美容」は、科学的にもその効果が注目されています。
例えば、3ヶ月間継続してメイクケアやスキンケアを行うことで、認知症のスクリーニング検査(MMSE)のスコアが有意に改善したというデータや、見た目年齢が若返ったという事例が報告されています。
実際に、理学療法士として働いていた卒業生のマッキーさんは、リハビリを拒否していた方が「化粧をしないとリハビリに行かない」と言うほど美容がモチベーションになっている姿を見て、この仕事の可能性を確信したと語っています。
「介護美容の好循環サイクル」
1. 美容施術を受ける(メイク・ネイル・ケア) ↓
2. 鏡を見て笑顔になる(自己肯定感の向上・「喜び」の感情) ↓
3. 「誰かに会いたい」と意欲が湧く(引きこもり防止) ↓
4. リハビリや食事量が増える(ADLの向上・健康寿命の延伸)

介護美容研究所の「悪い口コミ」は本当?ネガティブな評判を検証
ここからは、皆さんが最も気になる「ネガティブな評判」について、卒業生の証言をもとに検証します。
「学費が高い」という声について
確かに、介護美容研究所の学費は決して安い金額ではありません。ネット上では「高すぎる」という声もあります。
しかし、実際に通った卒業生の多くは、それを「覚悟を決めるための投資」と捉えています。
2025年3月に卒業した榛名絵里さんは、自身のNoteでこう綴っています。
「学費が高く、詐欺だと仰られる方が多いですが、私にとってはそこが人間性を高められました。学費が高いからこそ、諦められない」
独学では学ぶことが難しい「高齢者特有の肌質への対応」や「現場でのリスク管理」をプロから直接学べる環境代として、納得して通っている受講生が多いのが実態です。
「広告が大げさ?」「楽には稼げない」という現実
Instagramなどの広告を見て「簡単に稼げる」と思って入学すると、ギャップを感じる可能性があります。
前述の榛名さんも、「週〇日で〇〇稼げるという広告が引っかかりだが、そんなに楽に稼げるものはない。努力をした上で、です」と断言しています。
スクールは週1回の通学です。「1から100まですべて手取り足取り教えてくれるわけではない」ため、授業以外の時間でどれだけ自分で練習し、行動できるかが成功の鍵となります。
受け身の姿勢でいると、「何も身につかなかった」と感じてしまうかもしれません。
働きながら通うのは「きつい」?
仕事や育児との両立は、決して楽ではありません。
3人のお子さんを育てながら通った西村みかさんは、朝5時起きで家事をこなし、家族やママ友に頭を下げて協力を仰ぎながら通学しました。
それでも彼女が「全然苦じゃなかった、むしろ楽しかった」と語るのは、「自分がやりたいことで生きているから」です。
週1回の授業は、忙しい日常から離れ、「ママ」や「会社員」ではない「自分自身」に戻れる貴重な時間になっているようです。
それでも選ばれる理由!「良い口コミ」から見るスクールの強み
厳しい現実もありながら、なぜ累計4,000名以上(2025年時点)もの卒業生を輩出しているのでしょうか。
講師が現役のプロフェッショナルであること
講師陣は、訪問美容サロンの経営者や、現場経験豊富なケアビューティストなど、現役のプロフェッショナルです。
「寝たきりの方へのカットはどうする?」「認知症の方へのメイクの伝え方は?」といった、教科書だけでは学べない現場のリアルな技術を直接学べます。
「第二の青春」一生モノの仲間との出会い
多くの卒業生が口を揃えて言うのが、「仲間との出会い」の素晴らしさです。
年齢も職歴もバラバラですが、「高齢者を笑顔にしたい」という志は同じ。
大阪校卒業生の太田さんは、「女子校に再び通ったような第2の青春だった」と振り返り、卒業後も情報交換したり励まし合ったりできる仲間ができたことが最大の財産だと語っています。
現場実習の充実と感動体験
介護美容研究所のカリキュラムには、在学中から施設に行って施術を行う「現場実習」が含まれています。
「実習の帰り道に『行ってよかった』と毎回感動する」 「おばあちゃんが涙を流して喜んでくれた」 こうした現場での感動体験が、モチベーション維持の大きな要因になっています。

【比較図:独学とスクールの違い】
• 独学: 費用は安いが、技術の正解が分からず、現場実習の機会がない。孤独になりがち。
• スクール: 費用はかかるが、プロの指導と現場実習があり、即戦力が身につく。切磋琢磨する仲間ができる。
自分に合うのはどっち?2つのコースとカリキュラム
介護美容研究所には、保有資格や目的に応じて大きく2つのコースがあります。
ケアビューティーコース(介護職・未経験者向け)
「美容の力で、高齢者の笑顔と意欲を引き出したい」という方に最適です。美容師免許は不要です。
• 対象: 介護士、看護師、主婦、異業種からの転身など。
• 学べる技術:
◦ ケアメイク(高齢者の肌に合わせたメイク)
◦ ケアネイル(爪の保護、整容)
◦ ケアエステ(タッチケア、アロマ)
• 目指せる姿: 施設内でのレクリエーション企画、フリーランスのケアビューティスト。
訪問美容コース(美容師・理容師向け)
「サロンに来られないお客様の元へ、自分から行きたい」という美容師・理容師向けです。
• 対象: 美容師免許または理容師免許をお持ちの方。
• 学べる技術:
◦ ベッド上でのカット、車椅子でのシャンプー技術。
◦ 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)の資格取得が含まれており、介護知識も網羅できます。
• 目指せる姿: 訪問美容事業の開業、施設への訪問サービス提供。
コース選びの診断ポイント
ご自身がどちらに当てはまるか、簡易診断でチェックしましょう。
1. 美容師・理容師免許を持っていますか?
◦ はい → 2へ
◦ いいえ → 【ケアビューティーコース】
2. 髪のカットやパーマを中心に活動したいですか?
◦ はい → 【訪問美容コース】
◦ いいえ(メイクやネイルで癒やしを提供したい) → 【ケアビューティーコース】
卒業後の進路は?「仕事になるのか」問題を検証
「資格を取っても仕事がないのでは?」という点は最大の懸念点でしょう。卒業生のリアルな働き方を見てみましょう。
卒業生の働き方3パターン
1. 独立・開業:
不動産業から転身した下元さんのように、自身のサロンを開業し、地域密着で施設や個人宅への訪問を行うケースです。
2. 副業・兼業(二刀流):
理学療法士のマッキーさんのように、週1回は理学療法士、他の曜日はケアビューティストとして働くスタイル。
安定収入を得ながら夢を追う現実的な方法です。
3. 施設内導入:
現在働いている施設で、レクリエーションの一環として美容ケアを取り入れるケース。
「美容担当」としてキャリアアップに繋がります。
スクール独自のサポート制度「care sweet」
営業が不安な方のために、スクールには「care sweet(ケアスイート)」というお仕事紹介サービスがあります。
卒業生だけが登録でき、単発や定期の訪問美容の案件を紹介してもらえます。
収入例:5つの施設に月8回訪問して、約10万円の収入を得ている事例もあります。
営業活動のリアル:待っているだけでは仕事は来ない
ただし、卒業すれば自動的に仕事が舞い込むわけではありません。
卒業生の古河さんは、チラシ配りや地域のイベント出店など、自分から動くこと(種まき)を地道に続けました。
「まずは名刺を10枚配ってみる」「近所の施設に挨拶に行く」といった、最初の一歩を踏み出す勇気が、仕事を作る上では不可欠です。
入学検討者へのアドバイスとまとめ
まずは「無料説明会・オープンスクール」へ
ネットの口コミだけでは、実際の学校の雰囲気や、自分が通えるかどうかは判断しきれません。
現在、各校舎やオンラインで無料の説明会やオープンスクールが開催されています。
• 確認すべきこと:
◦ 実際の通学スケジュール(振替はできるか?)
◦ 学費の支払い方法(分割払いは月々1〜2万円から可能です)
◦ 卒業後の就職・独立サポートの詳細
まとめ:介護美容は「人生を豊かにする」選択肢
介護美容研究所は、単に技術を学ぶだけの場所ではありません。
「年齢に関係なく、人はいつまでも輝ける」ということを高齢者に伝え、そしてあなた自身も「やりたいこと」で輝くための場所です。
迷っているなら、まずは資料請求や説明会に参加して、「自分に合うかどうか」を肌で感じてみてください。
その一歩が、あなたの人生と、未来のお客様の笑顔を作るきっかけになるはずです。